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ニコチンには、血行障害にもつながる血管縮小作用

「喫煙者は腰痛になる可能性が高いのか」ということについて考えてみたいと思います。

 

タバコに含まれるニコチンには、血行障害にもつながる血管縮小作用があります。またニコチンは、椎間板や腰付近に悪影響を及ぼす特性があり、そのため腰痛になりやすいと言われるのです。

 

そもそも椎間板というのは、背骨と背骨を結合するための弾力のある骨から形成されていますので、そこへ間違った衝撃が加わると硬い骨とは違って傷つきやすい状態にあります。

そのため椎間板にとっては天敵であるニコチンが体内に入ると、ダメージを受けて腰痛を引き起こすことになります。

 

椎間板ヘルニアの患者さんで喫煙率が高いのもこの事が理由と言えます。「喫煙=腰痛の悪化」くらいの意識をもって、腰痛になりやすい環境にある方は気をつけましょう。これに加えて運動不足や喫煙の量も症状に比例してきますのでご注意ください。

 

そもそもニコチンなどの間違った衝撃が与えられなければ、椎間板はそんなに安易には破壊されないもので、ニコチンが体内に入らなくなるとこの椎間板が健康な状態に戻る事もあるそうです。つまり禁煙によって腰痛の回復も可能なわけです。そして年齢が若いほど、この回復率も高いと考えられています。

 

また受動喫煙と言われる、自分以外の人の喫煙によって出る煙を吸うことで、喫煙者本人よりも悪影響のある場合がありますので、自分がタバコを吸わなくても家族などで喫煙される場合は気をつけましょう。

 

以上のように、タバコの悪影響は本人だけでなく周りの人たちにも及びますので、喫煙者はその点にも配慮しながら喫煙生活を見直してみることも大切です。そして何よりも、禁煙することが腰痛予防対策になりますので、少しずつ努力してみましょう。

 

 


2009年05月17日

カテゴリ: ニコチンには、血行障害にもつながる血管縮小作用